もう一度我が家の鍵を見直してみました

ワンドアツーロックやホームセキュリティーの導入など、我が家は一般的な住宅から比べると防犯意識の高いほうだと思っていました。しかし実際にご近所で空き巣被害があったと聞いて、もう一度カギなどの状態を見直すことにしたのです。

まずは玄関のカギですが、現在はメインのカギのほかに補助錠を取り付けてあります。以前は通常の鍵でしたが鍵屋さんが簡単に開けてしまうと分かったので、不正解錠対策を施した錠前に交換したのでした。ところがそのカギですら、別の方法を使えば以前の取り付けてあった通常の鍵と、ほぼ同じ時間で解錠することができるとわかり、これはもう複数のカギを取り付けるしかないのだと思ったのです。もちろん普通に暮らしていく中で、玄関の施錠にかける手間が増えたことは間違いありませんが、それも慣れてしまえばどうということはありませんでした。

k_040さらに玄関以外のターゲットとなりそうな場所、特に一階の窓ガラスには、やはり特殊な防犯対策を行いました。ガラスは防犯ガラスと呼ばれるものに交換しましたし、カギはやはり二つ取り付けてあります。窓ガラスは玄関ドアに比べれば、どうしても強度の面で劣るため、どうしてもカギとガラス素材に防犯性能を持たせたかったのです。

(参考:徘徊防止鍵・セーフティサムターンとは ~仕組みとメリット~

鍵屋さんにしてみれば、我が家のカギを見ればどれほど防犯対策に熱心な人間が住んでいるかは一目瞭然だと言います。そして侵入盗にしてみても、それは同じなんだそうです。彼らも長年の経験から、カギを見ればその家が簡単に侵入できるか否かは簡単に判定できるそうです。また、そんなことを気にしない行き当たりばったりな空き巣狙いは、そもそも技術も未熟であり、防犯対策を施したカギをそうそう突破することはできないでしょう。
我が家の鍵の見直しは、云わばプロの目から見てもらうことで、安心できるレベルにまで行き着いたのです。防犯のプロと犯罪のプロは奇しくも視点が同じということなのでしょう。